蔵の街松本 中手通りにある「はかり資料館」其の二 「旧三松屋蔵座敷」

2013年02月24日 20:56

コンバンハ。

さて、昨日の続きです。

「はかり資料館」ではかりを堪能したあと、さらに奥へと進みます。
縁側に置かれたオルガン。実際に弾くことができるそうです。





その廊下の先でいったん外へでます。
小さなお庭がありました。







その先に「旧三松屋蔵座敷」があります。
1階が和室、2階が洋室という変わったつくりです。

少し背の高い擬洋風の旧三松屋蔵座敷は今春、松本市中央3の市はかり資料館の展示棟の一つに加わった。もともとは市内旭1丁目の老舗材木問屋「三松屋」が、国の重要文化財旧開智学校を手掛けた棟梁(とうりょう)・立石清重に依頼し、明治27(1894)年春に建てた。


松本市民タイムス 近代化遺産を歩くより(画像含)



1階は和室。あめ色の家具がいい感じ。







2階へあがります。手すりや階段もいい色に。踊り場の格子窓も。








2階の部屋は洋間。階段の吹き抜けと2階の部屋との仕切りがガラス張りだったり、ライトの細工や建具のデザインがレトロでおしゃれ!









2階の洋間にあがったときは装飾のきれいさとか部屋の雰囲気に思わずため息がでました。
作った過程やこの建物がここへ来た歴史など想像すると、一瞬タイムスリップ。日ごろの自分の迷いなど、ちいさなことに思えます。
時間を積み重ねることは、それだけで人の心をうつのだと思いました。




ひととおり見て回ると胸がいっぱい。ちょっと一息したくなる。
最初の資料館の一角にこたつの置かれた部屋があります。
こたつにあたって、一休みできるんだそうです。







寒い寒い朝でしたが、受付の方とお話をしたり古くて歴史のあるものに触れて、ココロが満たされた時間でした。



次の松本は、絶対絶対「10cm」へ行きます!!

それではごきげんよう ミ☆


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